70~74歳の前期高齢者の負担割合が、平成26年4月から2割に変更。 但し、段階的に・・・
※正式には、厚生労働省からの通達や各保険者からの文章などをご確認お願いします。
平成20年4月から、前期高齢者の自己負担割合が「1割」から「2割」になる予定でしたが、
「1割」のままずっと据え置かれて、特別に国が残りの「1割」を負担してきました。
それも、多額の税金を投入してきましたが、そろそろ限界だと言うことで・・。
厚労省は、今年の4月から、前期高齢者については、本来の負担割合である2割に
戻すことを決定しました。
しかし、段階的との事です。
段階的とは、
① 平成26年の4月1日までに70歳になった人は、それ以降も1割負担のままで据え置かれます。
② 4月2日以降に70歳になる人は、翌月より2割負担になります。
※なお、現役並み所得の3割負担の取り扱いに変更はありません。
つまり、これから4月2日以降70歳になる人は、5年間ずっと2割負担で、
誕生日が数日違うだけで5年間の負担の差が倍になります。
かなり不公平に感じますが、国がよくやる手法ですね。

